5月26日土曜の午後、
「とうざん生活習慣病教室」
を開催いたしました。

とうざん生活習慣病教室の全身である
成人病教室を始めたのが1998年4月、
現名誉院長の吉田医師が着任して
数ヵ月後のことです。

吉田名誉院長

「慢性疾患の患者教育は
 診察室で一人ひとりに行うより、
 集団で行ったほうが良いのでは」

ということでスタート。

2年ほどの間は糖尿病教育の勉強会として
開催していました。

その後「他の成人病も取り上げてほしい」
というご要望を受けて、現在のような形に
なっています。

これまでに取り上げたテーマは、
高血圧、心臓疾患、脳血管障害などの
糖尿病関連疾患の他、消化器系やがん、
睡眠など、多岐にわたります。

話題の病や薬など、アップトゥデートな
話題も随時取り入れながら、意欲的な編成を
心がけております。

当初は糖尿病の患者教育の一環として
始めた教室でしたが、現在は地域の皆さまの
健康教育の場として好評をいただいています。

今回は「膵臓」をテーマに、当院の外科医
山本立真医師がお話ししました。

今回の講師 山本立真医師

最近、有名人が膵臓の病気にかかったことが
話題になったこともあり、100名もの方々が
足を運んでくださいました。

そもそも、膵臓ってどこにあるの?
膵臓って何をしているの?
膵炎ってどんな病気?
膵臓がんはどんな人がかかるの?
などなど、
膵臓に関する基本的な知識から病気まで、
分かりやすい図や絵を用いて説明しました。

おかげさまで好評で、講演後には
活発な質疑応答の時間となりました。

次回は10月または11月に
「喘息」
をテーマに、アレルギーを得意とする
遠藤順治医師がお話させていただきます。

多くの方々のご参加をお待ちしております。