こんにちは。ユマニチュード推進室です。

東山会ではユマニチュードの組織浸透に
取り組んでおります。

【ユマニチュードについての過去記事はこちら】
ユマニチュード推進室より(研修報告)

【ユマニチュード】-その3-
【ユマニチュード】-その2-
【ユマニチュード】-その1-

そこで、在職する認定インストラクターに加え、
ともに取り組む仲間を増やすべく
ユマニチュード施設導入準備コースに
今年度も3名の看護師が参加しました。

3人とイブ・ジネスト先生

先日は上記研修のフォローアップ研修に参加。
ユマニチュードの考え方、その技術を
さらに深める機会となりました。

研修に参加した仲間からのコメントを
紹介させていただきます。

★この研修は、同じ志を持つ仲間と再会し、自分たちの経験を話すことで、新しい気づきや発見のある楽しい研修でした。
参加者は自身のケア映像を持参し、それを共有することで学びを深めます。
(患者さまご家族の同意を得たうえで使用しております)
自分の映像は恥ずかしいのですが、客観的に自分の関わり方を見ることで勉強になりました。
また、患者と介助者役を設定し、オムツ交換や、シャワー浴を想定した演習もおこないました。
どれも普段何気なくおこなっているケアですが、いざ自分がオムツを着用してみると恥ずかしさがこみ上げました。
「相手はいつもこんな気持ちなのか」と理解でき、安易にオムツを選択しないケアを心掛けたいと思いました。
研修を終えて、次に仲間と再会できるときには成長した自分を見せられるよう、明日からまた頑張ろう!と気持ちが引き締まりました。
★実際のケアの場面を想定しての実践や、講義の練習はうまくいかないところもありましたが、「どうしたらうまくいく?どんな考え方をすればいいんだっけ?」とみんなで話し合って、一人では大変なことも他の参加者と一緒に考えながら学ぶことが出来ました。
それぞれの近況報告を聞き、同じように学んだ仲間がそれぞれの病院・施設で頑張っていることがわかって、私も頑張って取り組んでいこう!と励みになりました。
★同期の楽しい仲間との再会に嬉しくなったのも束の間、実習演習に入ると、明らかに技術が未熟な私、どうしたら良いのやら・・。
焦った私が研修初日の帰り道にひらめいたこと!
「そうだ!旦那に練習相手になってもらおう!」
ところが夫は「えー。やだよ~、だってユマニチュードじゃなくてマグニチュードじゃん!」と拒否!
私が家でイライラする様(たまーにです)を、夫は「マグニチュード」と指摘します。
そう、私がイライラモードの時は、きっとユマニチュードとは真逆で、ぐらぐら揺れて怖い「マグニチュード」になっているのでしょう。
「ごめんね、気を付けるね!」とめげずに今もお願い中です。
失敗しても別のアプローチ方法を考え、相手の気持ちを尊重し、決して強制はしません!
ユマニチュードの良いところは「諦めないところ」。さらに、あらゆる人間関係に活用できます。
私も諦めずに繰り返し、公私ともどもユマニチュードを実践していきます!

とても有意義な研修となったようでした。

彼女たちには、知識、技術を吸収していく
柔軟性があります。

そんな素敵な仲間とともに、
少しずつ輪が広まっていくことを楽しみに、
日々頑張っています。