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病院ブログ「東山だより」 月別: 2018年5月

第94回とうざん生活習慣病教室

2018年5月29日

5月26日土曜の午後、
「とうざん生活習慣病教室」
を開催いたしました。

とうざん生活習慣病教室の全身である
成人病教室を始めたのが1998年4月、
現名誉院長の吉田医師が着任して
数ヵ月後のことです。

吉田名誉院長

「慢性疾患の患者教育は
 診察室で一人ひとりに行うより、
 集団で行ったほうが良いのでは」

ということでスタート。

2年ほどの間は糖尿病教育の勉強会として
開催していました。

その後「他の成人病も取り上げてほしい」
というご要望を受けて、現在のような形に
なっています。

これまでに取り上げたテーマは、
高血圧、心臓疾患、脳血管障害などの
糖尿病関連疾患の他、消化器系やがん、
睡眠など、多岐にわたります。

話題の病や薬など、アップトゥデートな
話題も随時取り入れながら、意欲的な編成を
心がけております。

当初は糖尿病の患者教育の一環として
始めた教室でしたが、現在は地域の皆さまの
健康教育の場として好評をいただいています。

今回は「膵臓」をテーマに、当院の外科医
山本立真医師がお話ししました。

今回の講師 山本立真医師

最近、有名人が膵臓の病気にかかったことが
話題になったこともあり、100名もの方々が
足を運んでくださいました。

そもそも、膵臓ってどこにあるの?
膵臓って何をしているの?
膵炎ってどんな病気?
膵臓がんはどんな人がかかるの?
などなど、
膵臓に関する基本的な知識から病気まで、
分かりやすい図や絵を用いて説明しました。

おかげさまで好評で、講演後には
活発な質疑応答の時間となりました。

次回は10月または11月に
「喘息」
をテーマに、アレルギーを得意とする
遠藤順治医師がお話させていただきます。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

東山会の画伯

2018年5月24日

このブログや東山会の広報誌には、
時折素敵なイラストが掲載されています。

これは絵の得意な医事課の職員が、
季節や時期に応じて描いてくれるものです。

これまでのものをいくつかご紹介します。

暑気払い
「暑気払い」

秋の味覚
「秋の味覚」

お鍋の季節
「お鍋の季節」

最近では医師の似顔絵を描いて、
院内に貼られていたりもします。

モデルとなった医師にも好評で、
「ホームページで使ってほしい」という
希望があり、先日から掲載しました。

外科 山本医師

他にも増えたらまたご紹介します。

新入職医師紹介⑤中田高央医師(消化器内科)

2018年5月22日

東山会では4月に4名の医師が入職、
既に当ブログでも自己紹介をさせて
いただいたところですが、5月より
新たに1名の医師が加わりました。
再び自己紹介です。

2018年5月に着任しました
中田高央です。
出身は神奈川県横浜市で、2001年に
山梨医科大学を卒業後、消化器内科を中心に
臨床に従事してきました。

主な専門分野はESDをはじめとした
早期がんの内視鏡治療、
胆膵疾患に対する内視鏡治療、
炎症性疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の
内科的治療です。

趣味は登山、ボルダリングです。
冬山からロッククライミングまで
経験してきました。
なかなか時間が確保できませんが、
一生の趣味として続けていきたいと
思っています。

専門は内視鏡治療ですが、肝疾患を含め、
消化器疾患一般も拝見させていただきますので、
お声を掛けていただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

ご当地キャラクター大運動会

2018年5月15日

4月22日、千葉こどもの国で
ご当地キャラクター大運動会が開催され、
当院認定キャラクター「きたみん」も
参加いたしました。

天気は最高。夏のように暑い1日でした。
暑い中、キャラクターもがんばりましたが、
参加している地域の方々も
本気での参加となり大盛況でした。
参加した大人も子供も
笑顔でいっぱいの時間を過ごせました。

ナラシド♪と一緒に。

次のきたみん活動は、6月2日。
七生福祉センターで行われる
「ちょこっと運動会」に参加します。

北多摩南部医療連携ネットワーク

2018年5月9日

北多摩南部医療連携ネットワークの会が、
2018年4月26日(木)、
調布東山病院で開催されました。
この会は、顔の見える連携に主眼を置いた
病病連携、地域完結型医療への貢献を
目指すことを目的として、
11年前に創設されました。
代表世話人は府中恵仁会病院 
医療連携部 清田 敦 氏で、
地域連携担当者が年に数回集い、
勉強会や情報交換を行っています。

北多摩南部医療連携ネットワーク
代表世話人 清田 敦 氏

今回は株式会社スズケン 岡山 氏をお招きし、
「平成30年度診療報酬改定 
  ~地域連携に関わる内容を中心に~」を
ご講演いただきました。

更に、医療連携ツール「Dr.JOY」についての
情報共有も行われました。

また本日より、代表世話人が清田敦氏から、
調布東山病院 地域連携室 課長 杉田 薫に
引き継がれることになりました。

新任代表世話人の杉田薫より、
清田代表世話人が導いてこられた
ネットワークを絶やさぬよう
誠心誠意がんばりますと挨拶がありました。

清田敦様、7年間お疲れさまでした。

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

2018年5月1日

調布東山病院で、毎週月曜日の午前に
血管外科外来を担当していただいている
佐藤紀医師が、今回も鑑賞した映画に
関する文章を寄せてくださいました。

原題はDarkest Hour。
辻一弘氏が特殊メークでアカデミー賞を
取った作品です。
しかしその割には上映館が少なく、
私は川崎まで行って見ました。
立川でもやっているようなので、
近い方はどうぞ。

まずは二つの写真を見てください。
(Focus Featuresより引用)

上が主演のゲイリー・オールドマン、
下が彼が演じるところのチャーチルです。
同一人物とは思えません。

オールドマンは、撮影のあるときには
午前2時にスタジオ入りしてメークを受け、
撮影に臨んだとの事です。

特殊メークとは「猿の惑星」や「進撃の巨人」
だけではないのですね。

さて、チャーチルの前任の英国首相
チェンバレン、外相のハリファックスは、
台頭してきたヒトラーに宥和政策をとります。

一見平和主義の様でしたが、結局ヒトラーは
Blitzkrieg(電撃作戦)で大陸欧州を席巻。
イギリス軍将兵30万人はダンケルク海岸に
追い詰められ、全滅の危機に直面します。

自信を失ったチェンバレンは辞職、
野党にも受けのよかったチャーチルに
ジョージ6世から組閣の命が下ります。
1940年5月の事でした。

チャーチルときたら朝からスコッチを飲むは、
葉巻は手放さないは、毎日昼寝するはという
人物です。

チャーチルの昼寝はうとうとするなどという
ものではなく、きちんと寝間着に着替え、
例の三角帽までかぶってしっかり寝るもの
だったようで、昼寝に差し支えると言う理由で
国王との面会時間にも注文をつけます。

チャーチルは野党には人気があったのですが、
与党には反対する者が多く、彼は与党を懐柔
するため、戦時内閣にチェンバレンと
ハリファックスを残します。

不可能と思われたダンケルクからの将兵撤退の
ために、チェンバレンとハリファックスは
イタリア首相ムッソリーニの仲介により
ヒトラーと講和を結ぼう、と主張します。

与党内からの要求も多く、徹底抗戦主義の
チャーチルも一時心が揺らぎます。

そのとき、国王ジョージ6世が彼の自宅を訪れ、
伝えます。

 「私は常に君の味方だ」

「英国王のスピーチ」(2010年)では
吃音に悩んでいた国王は、この映画では
雄弁に語りました。

その後、チャーチルは出勤途中のロールスロイス
から急に降りて、一度も乗った事のなかった
地下鉄に乗り込み、居合わせた乗客に意見を
聞きます。
(車内で葉巻を吸うのはいただけないけれども)

 「平和だが、ロンドンにハーケンクロイツ(※)
  がひるがえる奴隷の平和を取るか、
  つらく犠牲の多い戦いを戦い自由を選ぶか」

 ※「ハーケンクロイツ」:ナチスドイツのシンボル

乗客の男性、女性、それに子供までが

 「戦おう」

と唱和します。

そして、「遅かれ早かれ人は死ぬのだ」

車内でチャーチルがローマの詩人ホラティウスの
詩を暗唱しはじめると、乗り合わせていた
黒人青年がその後を続けます。

 「ならば強敵に立ち向かって死ぬ方がいい」

感動的なシーンですが、これは史実には
ないようです。
そのほかは、チャーチルのタイピストの
エリザベス・レイトンにいたるまで
実在の人物です。

そしてあの有名な名演説、

 「我々は最後まで戦い抜く。
  海で、空で、海岸で、敵の上陸地点で、
  野原で、街中で、丘で戦う。
  いかなる犠牲を払っても祖国を守り抜く。
  断じて降伏はしない」

このようにして彼は英国国民を鼓舞したのです。

ダンケルクの30万人は彼の奇策によって
救出されましたが、一方で少し南のカレーに
孤立していた4千人のイギリス兵は、
救出の時間稼ぎのためのおとりとなる任務を
命ぜられ、全滅しました。

チャーチルがカレーの部隊に送った電文は、

 「君たちは救出されない。
  繰り返す、救出されない」

この電文を口述タイプしたエリザベスは
タイプしながら涙を流します。
机の上には、ダンケルクへの撤退の際に
命を落としたエリザベスの兄の写真が・・・。
戦争は実に残酷ですね。

2000年の映画、「U-571」で
タイラー大尉が艦長に就任する条件として、
部下に死を命ずることが可能か、と
問われたことを思い出しました。

それにしても、チャーチルもヒトラーも
演説が上手ですね。
まさに、言葉は人を動かす。

いつの時代にも、ハリファックスのように
戦いを恐れるあまり、独裁者にすり寄る輩は
いるものですが(隣国にもいますね)、
それがどのような結果をもたらすか、
歴史が物語っています。

地味な映画ですが、リーダーの資質とは、
またプロパガンダとは何かと考えさせられる
映画でした。