当院では毎年、法人・病院としての
年度目標や方針を設定し、
それを2月の「職員総会」で
全職員に周知しています。
これを受けて各部署で
年度目標を立て、
4月からの1年で
その目標を達成する、
というサイクルで
業務・活動を行っています。

診療部(医局)については、
診療部全体の目標ではなく
各科で目標を立てる、
ということになりますので、
毎年、年度初めに
常勤医が一堂に会して
「診療部キックオフミーティング」と
称する会を行い、この場で
各科代表の医師から年度目標・方針などを
説明、発表してもらっています。

今年度は「診療部キックオフミーティング」を
5月20日18:30から開催しました。
最初に院長から、病院としての
今年度の目標と方針をあらためて説明し、
医師としての診療姿勢(患者さんに向き合う態度)
について話をしました。

患者さんの思いに共感して診療して欲しいこと、
地域の医療・介護施設の思いも
汲み取って診療して欲しいことなど、
地域医療に携わる医師としての
心構えを医師に伝えました。

その後、各科の医師が、
各科の現状、今年度の方針などを
順番に発表しました。

各科5分程度でのプレゼンを
お願いしていたのですが、
それぞれ熱意のこもったプレゼンになって、
予定した時間をオーバーしてしまうほどでした。

最後に、理事長から自分自身のキャリアに絡めて
東山会の歴史、目指すべき将来像についての
話がありました。

地域医療への思いを皆で共有し、
会が終了したときには
20:30近くになっていました。

超高齢社会において
救急搬送される患者数は年々増えており、
私たちの果たすべき
役割の大きさを実感しています。

診療部では4-5月に4名の
新たな常勤医を迎え、
診療体制の充実を図っていますが、
まだ十分とは言えない状況です。

地域の皆さまのご期待に
完全には応えきれないところも
あろうかと思いますが、
不十分な点は診療部全員で協力しながら、
今年度も地域医療に取り組んで参りますので、
引き続きよろしくお願い致します。

[文/須永眞司(院長)]

参加した医師で集合