ジンチョウゲ科ミツマタ属の花。

低木の落葉樹で、枝が3つに分枝して
伸びることから名付けられました。

ミツマタの花

花期は3月初旬~4月初旬、
蜂の巣に似た黄色い花が下向きに
開きます。
(園芸種に朱色の花の
 アカバナミツマタがあります)

強い繊維質の樹皮は
和紙の原料として用いられ、
日本では1879年以降、
紙幣の材料として使われています。

(文・写真 山田隆)