小学校の終業式の日、7月19日。
今年も「Dr.くまがいにつづけ! 
生活習慣病を学んで、こどもDr.になろう!」と
題して、ヘルスアップ教室が開催されました。

主催は調布市健康推進課さん。
講師は、当院糖尿病・内分泌内科の熊谷真義医師です。

梅雨明けが待ち遠しい中、
この日の午後は夏休み開始にあわせたように
太陽が迎えてくれました。

まずはDr.熊谷から
生活習慣病について学びます。

カロリーのこと、身をもって体験してみよう
ということで
「あめ玉一個分を消費するためには
スクワット何回!?」
子どもたちがスクワットをし、
保護者が回数を数えます。

疲れてきた・・・?

10回? 50回? 100回?
会場で一番スクワットをした子が100回でした。
先生の予想以上に頑張りました。

続いて、ショートケーキ1個(400kcalくらい)だったら・・・。
さすがに終わらないので
次に進みます。

続いては、栄養素について学びます。
赤・黄・緑に分類される
食材を覚え、ここでやるのは
「3色しっぽおに」。
先生がいう色の食材の絵が書かれた
ビブス(しっぽ付き)の子が逃げます。

ヒートアップ!

走り回った後も、講義が続きます。
さっき学んだ色分けされた食べ物。
これらをバランスよく食べましょうという
ことで「食事バランスゴマ」。

これを使ったゲームもしました。
今度は3チームに分かれて
対抗リレーです。名付けて
「おケツで走ってバランスアップ!」

地べたに座って足を伸ばした状態で
お尻で歩いて前に進む、
なかなか難しい動き。

途中で拾う食材カードを
バランスゴマの
正しいところに貼ります。

おとなからスタート

カードを受け取った子どもがゴールへ向かいます

みんなで答え合わせ。
熱心にきいています。

運動して汗をかいたあとは
水分補給しながら
別の部屋へ移動します。

そこでは、講義に加え
顔ハメや小さい白衣、
血圧計などを使って
写真が撮れるコーナーを用意しました。

糖尿病で起こるこわいこと、
例えば目が見えなくなってしまう、
腎臓が悪くなる、神経がやられてしまう、
といったことを
スライドでお話ししました。

そして、スライドにも出てきた
イラストと一緒に
写真を撮ったりしながら
生活習慣病について考えました。

Dr.くまがいの説明にも熱が入ります

先生の代わりが!

最後には、「子ども医師免許証」の
授与式を行いました。

生活習慣について
家族で考えるきっかけとして
これからも意識して
健康で長く暮らせる習慣を
身につけてもらえたらと
願っています。