山本 崇人

呼吸器内科

【AI時代の内科診療】
医療において「苦痛・辛さ」とはなんでしょう。
色々捉え方はあるかと思いますが、 「苦痛・辛さ」=「理想と現実のギャップ」と恩師より教わりました。
痛くなければ良いのに(理想)、痛い(現実)。
もっと歩きたいのに(理想)歩けない(現実)。
そのギャップを埋めるのが医療と考えています。
AIが進歩していけば、検査から診断・治療の道筋は コンピューターがする時代がすぐそこまで来ていると感じます。
検査結果や最新の知見から診断・治療の選択まで、 医師一人一人の記憶に頼る時代はまもなく終わると思っています。
すでに画像診断などではAIが医師より勝る場面も出てきました。 AI時代に「人が人を治す」ということは、 この「理想と現実のギャップ」と向き合い、各々の価値観・死生観に寄り添い、 治療選択をしていくことが大切だと考えています。 治せる病気だけではありません。ギャップは埋まらないかも知れません。 それでも「一人にしない」「一人にさせない」「見逃さない」を大事にしています。 大きな困りごとから、小さな気がかりまで、何でもご相談ください。

専門分野 呼吸器
資格・
所属学会
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了

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