特徴と取り組み

6つの特徴

  1. クリニックでの診療に際し、より高度な検査や入院治療が必要になった場合には、グループ内の調布東山病院をはじめとする近隣の医療機関と連携を図り、迅速に対応しています。
  2. シャント管理は随時血管エコーを行い、修復が必要になった場合には、経皮的血管拡張術(PTA)を行える体制をとっています。
  3. 合併症予防については、定期的に心・腹エコーやレントゲン、血液検査、フットケアを実施し、対処しています。
  4. 清浄度の高い水質の確保と無酢酸透析液の使用により、安定した透析を実現しています。
  5. 必要に応じて時間透析や大孔径・大膜面積ダイアライザーなどを使用し、効率の良い透析を行っています。
  6. 医師の診察・回診は、毎回透析中に行います。

エルゴメーター導入

ADL(日常生活動作)を落とさないため、ベッド上かつ透析中における簡単な運動療法を推進しています。透析実施時にエルゴメーターを導入し、ADL低下予防強化に取り組んでいます。

フットケア

失われた足は、二度と我が身へよみがえることはありません。自分自身で見える部位を失うことの喪失感と失望感は、計り知れないものです。透析患者さまにとって、自分の足で歩いて外出し、身の回りのことを自分で行うための身体機能は、高いQOLを維持する上でとても重要なことであると考えています。
最近は透析導入の時点で、既に動脈硬化が相当に進行している患者さまが多くみられます。特に糖尿病性腎症から透析導入となった方は、ほとんどが何らかの血管病変を有しているといっても過言ではありません。そこで当クリニックでは、全ての患者さまに足病変についての聞き取り調査と傷の有無の観察、ABIなどをフットチェック表に基づいて実施し、病変や血流の状態をしっかり把握するよう努めています。
また足だけでなく、心電図や心臓超音波・腹部超音波などの検査も行い、血管の状態を観察しています。なるべく早い段階で発見し、薬物療法や腎臓リハビリなど専門治療へ結び付け、足と命を守っていきたいと考えています。

災害対策

当クリニックでは防災対策として、年1回の患者さまへの災害時対応の説明や、NTT災害用伝言ダイヤル『171』伝言サービス利用体験を実施しています。職員も定期的に訓練を行い災害に備えています。
また、当クリニックの透析機器には停電時自動バッテリー切り替えシステムが備わっており、急な停電時も透析機器が停止することなく、安全に返血操作が行えます。災害時も他の医療機関や調布東山病院と連携を図りますので、安心して透析治療を受けられます。

イベント年間スケジュール

5月 調理実習

管理栄養士が透析治療を考慮して作成したレシピをもとに、皆さんで調理を行います。毎年和気あいあいとした雰囲気の中で調理教室は行われます。制限がある中でも、おいしく食べられるポイントを知り、普段の食生活に生かしていただく機会になればと思います。

調理メニュー例

  • きのこパスタ・ミニオムレツ・グリーンサラダ・リンゴ
  • アジの南蛮漬け・インゲンの香味炒め・すいか

9月 災害用伝言ダイヤル体験

災害用伝言ダイヤルは、NTTが提供している災害時用の連絡サービスです。
地震などの災害発生によって被災地への電話が増加し、つながりにくい状況になった際に、伝言を登録・再生することができます。皆さんが災害時に活用できるよう、災害用伝言ダイヤル体験を行っています。

9~10月頃 患者さま勉強会

勉強会では医師が講師となり、透析に関わるテーマでわかりやすく講義をします。また透析中に災害が起きた際を想定した避難訓練も実施いたします。

テーマ例

  • カルシウム・リンのコントロール
  • ドライ・ウェイト
  • 透析中の運動療法の実施と効果
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お問合せ

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