10月4日、秋晴れの日曜日に
「第2回災害訓練」を行いました。

昨年の模様はこちら(クリックで移動します)

昨年は当法人単独での開催でしたが、
今回は調布市役所・調布市医師会・調布市歯科医師会・
調布市薬剤師会との合同で、総勢300名近くが参加する
大規模な訓練となりました。

開会式での長友貴樹調布市長のご挨拶

当法人理事長小川より挨拶

また、ボランティアとして調布南高等学校の生徒さん、
いっしょうふれあいネットワークの皆さんに患者役として、
また北多摩南部医療圏地域災害医療コーディネーターの
森川先生にもご協力頂きました。

今回は、
『平日午前10:00、関東地方で大規模な地震が発生』
という想定で行いました。

「地震発生」の放送を合図に、
院内のスタッフは患者様や建物・設備の被害状況を確認。
通常の外来は中止し、直ちに被災者受け入れの準備に
入ります。

一方で外部の方々には、当院駐車場において行われる
被災された方の受け入れ体制を整えて頂きます。

来院される方の対応用テントを設営

 

 

ストレッチャーや車椅子・シート・ホワイトボードを用意

 

出勤している職員や外部から集まって頂いた方を確認し、
スタッフの役割分担を行います。

全ての準備が完了したところで、
当院は被災者の方を受け入れる『災害医療体制』に移行します。

続々と来院することが予想される被災者のトリアージを実施、
治療が必要な患者様を搬送し、診察や処置、記録を行います。

 

 

 

今回、より具体的な内容の訓練によって、
さらに多くの課題が見えてきました。

訓練の終了後、院内では早速反省会を実施し、
活発な議論が交わされました。

次の訓練に向けて改善するべく、
既に再び進み始めています。

当院は、災害時には調布市の災害拠点連携病院として、
災害医療を担うことになっています。

大規模災害時の地域医療を守るため、
当院ではこれからも訓練を重ね、備えてまいります。