※昭和49年(1974年)4月1日、
 市の木「くすのき」とともに、市の花に制定されました。

梅雨が明け、いよいよ8月になりました。
猛暑や激しい雨で不安定な空模様ですが、
いかがお過ごしでしょうか。

さて、夏の空に似合う花のひとつに
“サルスベリ”があります。
まさに今、白やピンクのサルスベリが
街を明るく彩っています。

サルスベリは中国南部原産で、
樹皮がつるつるしていて猿も滑り落ちる、
ということから名付けられたとされています。

花はフリルのついたような花弁6枚と、
1本の雌しべ、多数の雄しべで
構成されていますが、
外側の雄しべ6本は長くなっています。

美しい花を長く楽しむことができることから、
“百日紅”と書かれることもあります。

「炎天の 地上花あり 百日紅」(高浜虚子)

サルスベリ1

写真:山田 隆医師