今回は当院の管理栄養士から、
給食に関する研究会についてのお話です。
名前の通り、この地域の病院・老人ホームなどの
施設給食の研究会で、
月に一度、主に栄養士・管理栄養士が集まり
情報交換や勉強会を行なっています。
今回は、介護食の調理実習と試食でした。
病院や老人ホームなどの施設では、
食物の咀嚼(そしゃく:かみくだくこと))や
嚥下(えんげ:飲み下すこと)が難しい方に、
ミキサーで細かくした食事をご提供しています。
(「ミキサー食」と呼ばれています)
今回はお粥・焼き鮭・ハンバーグ・
ホウレン草のごま和え・茹で人参・
トマトジュースのメニューです。
それぞれをミキサーにかけ、固めたものを
きれいに盛り付けました。
2班に分かれての実習でしたが、
盛り付けにそれぞれ特徴が出ていましたね。
ミキサー食とは言え、
こんな盛り付けが出来れば、
食欲もわくでしょうか?
それともどう盛り付けても、
しょせんミキサー食でしょうか?
ミキサー食を実際に食べる方々の、
判断でしょうか?
残念ながら、なかなかここまでの
手間はかけられないのが、
多くの施設の現実です。
しかしながら、私達栄養士・管理栄養士は、
諦めません。
限られた時間・人手の中ですが、
より良い「食」を目指し、
患者様に喜んで頂けるよう

これからも努力して参ります。