1995年1月17日の早朝、
阪神・淡路大震災が発生しました。

その後約20年の間にも、東日本大震災を筆頭に
今年の熊本・大分など、何度も各地で大きな地震を
経験しました。

建物や交通などの耐震性がクローズアップされて
建築基準法が改正されたり、建築物の耐震構造に
ついての見直しや補強が行われるなど、
様々なルールが改められたり、
新たな取り組みが行われるようになりました。

個人個人でも、それぞれのご自宅や
万一のための備えについて、
考えるようになったのではないでしょうか。

医療についても、1995年の4月には
「災害医療体制のあり方に関する研究会」が発足、
これ以降、都道府県ごとに“災害拠点病院”の整備が
進められています。

それ以降で変わったことの1つに、
ボランティアが挙げられます。

阪神・淡路大震災では、地震の直後から
多くの方々がボランティアとして、
被災者支援のための行動を起こしました。

またこの地震を契機に、国民の間に防災への意識が
急速に高まったことから、翌1996年より
毎年1月17日が「防災とボランティアの日」に、
同じく1月15日から21日までが
「防災とボランティア週間」と定められました。

「広く国民が、災害時におけるボランティア活動
 および自主的な防災活動についての認識を
 深めるとともに、災害への備えの充実強化を
 図ること」が目的とされています。

調布市でも防災に力を入れており、
小学生から大人の方までの様々な世代に向けて、
いざというときのための教育や訓練を重ねています。

今年の「防災とボランティア週間」の期間中の
1月19日(木)午前9時半より、調布市全体で
「シェイクアウト訓練(一斉防災訓練)」が
行われます。


調布市シェイクアウト1

調布市シェイクアウト2
※画像クリックで日本シェイクアウト提唱会議の
 ホームページに移動します(外部リンク)

アメリカのカリフォルニア州から始まったもので、
大勢が参加し、同じ日時に訓練を行って、
身を守るための行動を身につけることと、
防災・減災意識の高揚を図ることを目的としています。

屋内にいる方は机などの下に身を隠し、
屋外では身を低くして、カバン等で頭を守る
行動を起こします。

調布市シェイクアウト3
(日本シェイクアウト提唱会議ホームページより)

訓練は調布エフエム(83.8MHz)の放送に
合わせて行います。
またJ:COMでも放送されるとのことです。

詳細は調布市総合防災安全課にお問い合わせください。