キク科の常緑多年草で、高さは60cmほどになる。

葉はフキに似て円形をしているが、フキの葉と比べて厚みがあり、表面に光沢がある。

ツヤ(光沢)ブキが転じてツワブキになったとされる。

フキとは別の種類に分類される。花は直径5cmほど、黄色で周囲に舌状花が1列に並び、中心部に管状花が集族している。

花期は10月~12月である。葉柄は食用や薬用に利用される。

(写真・文 山田隆医師)