QI (Quality Indicator)とは医療の質を表す指標です。*
医療の過程や結果から課題や改善点を見つけ出し、医療の質の向上を目的とします。
QIを測定・公表することで、よりよい医療とケアの提供につなげてまいります。
*: 「日本病院会におけるQIプロジェクト」より
指標
参考値引用元
※1:国立病院機構臨床評価指標Ver.5
※2:日本病院協会QIプロジェクト
急性期脳梗塞患者に対する抗血小板療法
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 83.3% |
80.0% |
84.8% |
計算方法
分母のうち、入院日から数えて2日以内にアスピリン、オザグレル、シロスタゾール、クロピドグレルが投与された患者数
急性期脳梗塞の発症3日以内に入院し、退院した患者数
急性期脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 96.3% |
100.0% |
93.7% |
計算方法
分母のうち、入院してから4日以内にリハビリテーションが開始された患者数
急性期脳梗塞の発症3日以内に入院し、入院中にリハビリテーションを実施された退院した患者数
急性腎盂腎炎患者に対する尿培養の実施率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 96.6% |
100.0% |
85.4% |
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に細菌培養同定検査を実施した患者数
当該入院期間中に抗菌薬(注射薬)が処方された急性腎盂腎炎の退院患者数
誤嚥性肺炎患者の30日以内再入院率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| - |
7.4% |
4.3% |
計算方法
分母のうち、退院日から30日以内に誤嚥性肺炎で再入院した患者数
当該入誤嚥性肺炎の退院患者数
胃の悪性腫瘍手術施行患者における抗菌薬2日以内中止率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 50.0% |
80.0% |
78.6% |
計算方法
分母のうち、手術当日から数えて3日目に、抗菌薬を処方していない患者数
胃の悪性腫瘍手術を施行した退院患者数
大腸の悪性腫瘍手術施行患者における抗菌薬2日以内中止率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 95.6% |
75.8% |
67.5% |
計算方法
分母のうち、手術当日から数えて3日目に、抗菌薬を処方していない患者数
大腸の悪性腫瘍手術を施行した退院患者数
広域スペクトル抗菌薬投与患者に対する細菌培養実施率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| ー |
74.5% |
81.7% |
計算方法
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数
広域スペクトル抗菌薬が投与された退院患者
血液培養実施時の2セット実施率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| ー |
94.8% |
71.4% |
計算方法
分母のうち、当該算定回数が1日に2回以上だった件数
入院中の患者に対して細菌培養同定検査(血液または穿刺液)を算定した合計日数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが高リスク)
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 98.4% |
100.0% |
95.1% |
計算方法
分母のうち、肺塞栓症予防管理料または抗凝固療法を実施した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「高」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが中リスク)
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 97.1% |
99.4% |
89.0% |
計算方法
分母のうち、肺塞栓症予防管理料または抗凝固療法を実施した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「中」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発症率(リスクレベルが高リスク)
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 0.0% |
0.0% |
0.1% |
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に肺塞栓症を発症した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「高」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発症率(リスクレベルが中リスク)
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※1 |
| 0.0% |
0.0% |
0.1% |
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に肺塞栓症を発症した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「中」の手術を施行した退院患者数
18歳以上の身体拘束率
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※2 |
| 1.5% |
0.8% |
11.8%(2023年度) |
計算方法
分母のうち(物理的)身体拘束を実施した患者延べ数
18歳以上の入院患者延べ数
褥瘡
| 2023年度 |
2024年度 |
参考値 ※2 |
| 0.2% |
0.2% |
0.23%(2023年度) |
計算方法
d2(真皮までの損傷)以上の院内新規褥瘡発生患者数
同日入退院患者または褥瘡持込患者または調査月間以前の院内新規褥瘡発生患者を除く入院患者延べ数