経験者として入職しましたが、働きやすい環境で、スタッフも優しい方が多いと感じています。
患者さんから「みんな優しいよね」とよく言われますが、私自身も同じように感じているので、とても納得できます。

お休みに関しては、有休の希望も通ります。夏休みも連休を取ってしっかり休むことができています。
夜勤は月に５回ほどあり、夜勤明けの翌日はお休みになります。

患者さんと直接関わる時間が多く、助手で対応できないことは看護師さんにお願いしています。
「（患者さんは）なぜこのような行動をとられたのか？」と患者さんの意図を考え、その思いを汲み取って説明し、納得していただけたときにやりがいを感じます。
常に頭をフル回転させて、抜けたりやり残したことがないか、忙しい中でもやらなければいけないことをこなしたときに達成感があります。やることがあればあるだけ、大変だけどやってよかったと思うところがあります。

患者さんの意図を汲み取るというのは、裏を返せば大変なことにもなります。最終的にはやってあげてよかったという安堵の気持ちもありますが、かかわっている過程では大変だなと感じることはあります。特に認知症患者さんの場合、こちらの話が伝わりにくいときは大変です。
また、ナースコールが重なったときに全てに対応できないもどかしさもあります。助手業務をこなしながらの対応になるため、優先順位を意識しながら落ち着いて行動するようにしています。

ユマニチュードを実践することで、患者さんのストレスが少なくなることを実感しています。「言葉がけ」ひとつでも、相手の話をしっかり聞き、その人のペースに合わせるだけで反応が変わります。
前職でも研修はありましたが、病院全体でユマニチュードを実践しているのは東山が初めてでした。忙しさの中でも、「ユマニチュード」という言葉を思い出すことで、丁寧に仕事に向き合うことができています。

５階病棟は、助手同士や看護師さんとの風通しがとても良く、患者さんへの対応について意見交換がしやすい環境です。「看護助手だから」という線引きがなく、誰の意見もきちんと聞いてもらえます。
患者さんの動きを見て提案すると、看護師さんも素直に受け入れてくれ、アドバイスをいただくこともあります。多職種で意見をすり合わせながら、「患者さんにとって何が一番良いか」を軸に話し合い、結論を出すことができています。
リハビリ科のスタッフからは、（患者さんの）座り方や姿勢の取り方の工夫についてアドバイスをもらうこともあります。自分の経験を活かしながら、新しい学びを得られる職場です。

患者さんに何か変化があったときや、頼まれごとがあったときには、担当の看護師さんにすぐ相談でき、迅速に対応してくれます。とても心強い関係です。

私は入職して２週間ほどで日勤に入りましたが、その際も丁寧に教えていただけました。スタッフみんなが優しく、無理なく指導してくれます。
わからないことも聞きやすい雰囲気なので、未経験の方でも安心して働けると思います。

患者さんへの言葉づかいがより丁寧になり、相手を思いやる気持ちが強くなりました。周囲にも穏やかで思いやりのあるスタッフが多く、その影響を受けて自分自身も成長できたと感じています。
理想としていた「早く・丁寧に・心を込めて」働く姿に近づけていると思います。

• 相手の話をしっかり聞ける人
• 自分本位ではなく、人と関わることを大切にできる人
• 周囲の意見を取り入れながら行動できる人
• 自分から学ぼうという意欲のある人
• 自分の意見を持ちつつ、常に患者さんを中心に考えられる人

優しいスタッフに囲まれ、意見を尊重し合える環境で、患者さんに寄り添ったケアができることが一番の理由だと思います。