ブログ「東山だより」

平成28年度 調布市総合水防訓練

公開日 2016/05/16

熊本地震からちょうど1ヶ月が経ちました。

被害をうけられました皆様に
心よりお見舞いを申し上げるとともに、
皆様の安全と一日も早い復旧を
心よりお祈り申し上げます。

そして先日、真夏のような日差しが降り注ぐ中、
「平成28年度 調布市総合水防訓練」
が多摩川河川敷にて行われました。

これから梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、
河川の氾濫や道路の冠水といった
水害に備えるための訓練です。

今回は、
「豪雨のため多摩川が危険水位に達し、被害者あり」
という想定で、
土嚢の積み方や多摩川で溺れている方を救助する
訓練などが実施されました。

調布市の長友市長をはじめ、
調布市職員の方々、
調布消防少年団、
調布防火女性の会、
災害時支援ボランティアの皆様
調布南高等学校の生徒の皆様など、
多くの方々が積極的に参加されていて、
緊張感に満ちた実践さながらの訓練でした。

土嚢作成体験コーナーや
応急救援体験といった、
様々な体験も用意されていました。

毎年5月上旬に訓練が行われています。

見学したり、体験したりすることで、
災害についての意識を高めることができる良い訓練でした。

 

ラジオ体操

公開日 2016/04/26

毎朝6時半、
街のあちらこちらでラジオからお馴染みの音楽が流れ、
ラジオ体操が始まります。

皆様も目にしたり、一緒に体操なさったりして
いらっしゃるのではないでしょうか。

ラジオ体操は1928年、当時の逓信省簡易保険局が
「国民保健体操」として制定し、
この年の11月1日から放送がスタート。

以来、誰でも気軽に実践できる運動として、
多くの方々に親しまれています。

ラジオ体操は、人間の身体をまんべんなく動かすために
必要な運動を組み合わせて作られています。

「第一」と「第二」を合わせたエネルギー消費量は
50~60キロカロリーと、それほど高くはありません。

しかしながら、ラジオ体操第一だけでも
13種類の運動が盛り込まれており、
人間の身体にある600の筋肉のうちの
400ほどの筋肉を動かすことができるのです。

毎日続けることで身体全体の血流が良くなり
筋肉に弾力性ができ、
人間が本来持っている機能を元に戻し、維持する効果、
また新陳代謝が高まるといった効果があるようです。

ご自宅でテレビ放送をご覧になりながら、
また一歩外に出られて、朝の爽やかな空気を味わいながら、
皆さまもご一緒に是非いかがでしょうか。

▼調布駅南口広場のラジオ体操風景

3.11

公開日 2016/03/14

東日本大震災から5年がたちました。

人々が力を合わせ、
復興へと歩みを進めている姿を拝見し
胸に熱いものがこみ上げてきます。

ご自分の年齢や得られる収入を考えると
躊躇せずにはいられないお店の再開も、
地域の皆さんのため、
従業員のため、と
5年経ってようやくオープンを決意した
小売業の方。

ローンを組んで一軒家を建てた直後に家が流され、
家と職を失われて途方に暮れていたところ、
北海道に移り住む提案をしてくださる方と出会い、
サラリーマンからイチゴ農家に転身して頑張り始めた方。

それぞれの街の整備のために
毎日毎日作業を進めていらっしゃる方々。

復興に向けて頑張っていらっしゃる方々へ
敬服の念を持たずにはいられません。

希望を持って、一歩一歩進んで行くことで
活路を見出せることを信じております。

そして私たちの病院でも
当時の様子を振り返ったり
“災害伝言ダイヤル”の使用方法を確認したり
マニュアルをチェックしたりしました。

自分たちが貢献できることはなんでしょうか。

いざというときに
できる限り平常心で動くことができるよう
しっかりと準備し、訓練を重ねていくこと。

そしてもちろん、
日々一生懸命、仕事に勉強に力を注ぐこと。

私たちの真摯な姿、明るく頑張る姿が
生きる希望や勇気を与えると信じて。

【事務部】中国~ラオス~タイの旅 少数民族を訪ねて   <PART1>

公開日 2015/11/12

遅い夏休みを10月に頂き、
またまた東南アジアの辺境に行ってまいりました。
今回も何回かに分けてご紹介します。

ちなみに私がこのブログで紹介している旅行は、
今回も含め個人の自由旅行です。

ミャンマー編インド編はこちら)
 ※それぞれクリックで移動します

さて、今回の旅行のルートは、
中国は雲南省昆明がスタート地点になります。

元々は中国の景洪(ジンホン)に行き、
そこからメコン川を下ることを考えていたのですが、
数年前に国境を跨いで盗賊が発生する事件があり、
貨物船以外の航路が中止になってしまいました。

そこで今回は、途中まではバス等陸路を使い、
まずは国境を越えてラオスに抜けて
ラオス北部の辺境の村、シェンコックから
タイとラオスの国境のフェイサイ近くの町まで
メコン川を下ろうと考えました。

ちなみに皆さん、雲南省というと
どのようなことを想像されますか。

山山山・・・・それも間違いではありません。
少数民族を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ山と少数民族だけというと、
それは大きな誤解ということになるでしょう。

台湾位の緯度にあるので暑いイメージですが、
標高が1500メートル位あり、涼しく過ごしやすい気候です。
日中は日向は結構暑く、日陰がとても涼しい印象でした。

雲南省の省都昆明は人口608万人を超え、
日本の名古屋市、大阪市よりも遥かに大きい大都会です。

地下鉄も三路線あって、今もまだまだ建設中です。

 昆明の地下鉄

またこのような大都会ですから、
バスターミナルも各方面毎に複数に分かれています。

南のラオス国境方面のバスは
南部バスターミナル発着になります。

昆明では、時間が許せば少数民族を集めた
テーマパークに行きたかったのですが、
夕方にはラオスとの国境に向かう夜行バスに
乗らなければならないため、結局昆明での観光は
円通寺一か所のみとなってしまいました。

円通寺は昆明で最も古い寺で、
約1200年前に創建されました。

 円通寺

円通寺の裏は円通山を中心とする公園になっており、
山頂からは昆明市街が一望でき、山頂には
昆明動物園があります。

あまりに広すぎて、
結局お寺だけ見学ということになりました。

南部バスターミナルに向かい、
午後6時発のラオスとの国境に近い
(といってもまだ1時間かかりましたが)
モンラー行きのバスに乗ります。

 南部バスターミナル

通常このルートでは景洪(ジンホン)で乗り換え、
景洪を拠点にシーサンパンナ周辺を観光するのが一般的ですが、
私の場合は一刻も早くラオス北部に入りたかったため、
スルーしてしまいました。

さて、肝心のバスはこんな感じです。

 バス

なんと寝台バスで、
バスの中に縦に3列ベッドが並んでいるのです。

 バスの内部

事前情報では
「後ろに足の臭いオッサンが来たら最悪」
ということでしたが、何と私の周りは全て女性で、
結局足の臭いオッサンは私だけというオチでした。

日本の高速バスは女性を優先して席を分離したりしますが、
中国ではそんな区別はないようです。

夜行高速バスは昆明を定刻に出発しました。

モンラーに着いた後は、
ラオスのルアンナムター(南搭)行きの
バスに乗る予定でしたが、中国お得意の
「メイヨウ~(無いよ)」と言われ・・・。

バス乗り場の時刻表には書いてあるのに。

 バスの時刻表

そこは中国。
8時半のローカルバスで、国境の町モーハンに向いました。

ローカルバスは激安庶民料金でしたので
まあ良しとしました。

 マイクロバス

結局ここで
『ラオス行のバスに乗れない』
ということで、イコール
『国境を自力で歩いて渡る』
ということになりました。

ちなみに中国側の国境の町は、こんなに綺麗なんです。


       ↑モーハンの街↓

なかなか南国してます。

モーハンのバス停を後にし、メインストリートに出て
案内標識を見て愕然としました。

 案内標識

要するに「国境まで1キロ歩け」ってことでした。

国境はこんな感じです。

 中国側の国境

まるでまだ見ぬアジアンハイウェイを
歩いて渡るような興奮を感じました。

良くも悪くも、この国境を陸路で超えて
わかったこと、気づいたことが沢山ありまして。
また次号でそれについては詳しく触れたいと思います。

・・・次回に続く

日本医療社会福祉協会創立60周年記念式典(その3)

公開日 2013/12/08

引き続き、日本医療社会福祉協会60周年記念式典に関連して。

今年9月に第1回を実施、来年1月に第2回が予定されている、
全日本病院協会主催の認知症研修会には、
当院の看護師さんも多く参加してくれています。

私も、研修会プログラム策定委員として関わらせていただき、
そこで出会うことができた、認知症ケアメソッドである
ユマニチュードの提唱者のイブ・ジネスト先生(フランス人)、
それを日本に持ち込まれた本田美和子先生(東京医療センター)には、
来年1月20日午後に、なんと当院に直接いらしていただき
実習をしていただくことになりました!

当院の職員の皆さんは、仕事中でやり繰りが難しいと思いますが、
是非ぜひ一人でも多く参加してくださいね。

「人とは何か」と言う哲学に基づいた、
身に着けたらケアが本当にやりがいに代わる
素晴らしいメソッドです。

できれば、地域の関係者の皆様にも
お声をかけてみようと思っています。

日本医療社会福祉協会創立60周年記念式典(その2)

公開日 2013/12/05

引き続き、日本医療社会福祉協会60周年記念式典に関連して。

全日本病院協会主催、医療ソーシャルワーカー研修会の
プログラムは現在作成過程であり、
日本医療社会福祉協会会長 佐原氏
 http://keijumed.exblog.jp/21564959/ 、
副会長 伊藤氏の御賛同をいただいております。

医療ソーシャルワーカーの歴史は長いのですが、ここにきて、
医療ソーシャルワーカーが活動している病院と協力しあって
ソーシャルワーカーの地位とスキル、その役割の明確化を、
共有向上する大きなチャンスが到来しています。

両氏とも精力的に協力くださり、おそらく良い研修会プログラムが
できるのではと思っております。

医療界は、来るべき高齢社会に向けて、
地域包括ケア体制を整えるために、
多職種協働が動き始めています。

日本医療社会福祉協会創立60周年記念式典(その1)

公開日 2013/12/02

今回は当法人理事長の小川より、
日本医療社会福祉協会60周年記念式典に関連して、
3回に渡りご紹介させて頂きます。

日本医療社会福祉協会60周年記念式典が開催されました。

病院と社会福祉士が手を取り合って、
来るべき高齢社会に明るい希望を提供するため、
使命を確認しあう機運が生まれています。

原厚労省医政局長の講演では、
 「寝たきりにしない医療」
 「急性期と回復機能を併せ持つ病院があるべき」
 「中小病院は積極的に地域包括ケアに関わってほしい」
と、まさに我々東山会が目指している姿を語っています。

全日本病院協会神野副会長 http://keijumed.exblog.jp/21564959/ からは、
病院代表としての講演で、全日病の「プライマリケア宣言2013」(8月)を紹介され、
認知症研修会・医療ソーシャルワーカー研修会の目的と実施をお伝えしています。

私も微力ながら、全日病のプライマリーケア委員のメンバーとして、
この宣言の作成、研修会プログラム作成に関わらせていただき、
日本中の志ある方々と思いを共有し、あるべき姿へ進む勇気を
いただいております。

地域の防災訓練

公開日 2013/10/22

先日、地域の防災訓練に参加しました。

近くの神社に集合、町会のベストを着け
避難路を進みます。

住み慣れた町ですが普段通ったことのない道を通って、
会場の公園に着きました。

主催者や消防署の方々の挨拶の後、
5つのグループに分かれ、順番に体験しました。

 

1)AED
  …公共施設などの設置場所を確認しておくだけでなく、
   使い方を知っておくことが重要です。

  訓練では、ついやるのをためらってしまいがちですが、
  消防職員の方は
  「やって下さい。見ているだけでは死んでしまいますよ」
  と呼びかけていました。

  倒れた人を見かけたら、周りの人に大きな声で呼び掛け、
  救急車を呼んでもらうなど、協力を仰ぐのも必要です。

2)119番に電話
  …23区内は大手町、多摩地区は立川のセンターに繋がります。

  必ずしも最寄りの消防署にかかるわけではないので、
  「〇市〇町〇丁目〇番地」まできちんと伝えましょう。
  一軒家か集合住宅か、何階建てかも重要です。

  場合によっては消防から折り返し確認の電話がかかることがあるので、
  すぐに電話を使ったりしないようにしましょう。

  最近の携帯電話やスマホにはGPS機能があり、
  場所の特定も可能なようではありますが、
  電話でも確実に伝えるようにしましょう。

  通報では「火事(消防車)」か「急病人(救急車)」なのか、
  救急車なら対象者はどんな状態なのか…を忘れずに。

  訓練では参加した子供にも「お母さんが倒れました」など、
  実際に体験させていました。

  いざという時は、大人でも自分の住所を忘れたり
  言い間違えたりするので、
  電話の前に言うべきことを貼っておくと良いそうです。

  ちなみに経験から言いますと、
  他市で一人暮らしの姉が「苦しい!助けて!」と
  電話してきたことがあります。
  自分の住んでいる場所ではありませんでしたが、
  住所を伝えて、救急車は出動して下さいました。

  消防車も救急車も、使わなくて済むのが一番ですが、
  必要な時に対処できるよう、日頃から備えておくのが大事です。

3)煙体験
  …先日大きな事故があったばかりなので、消防署員の説明にも
   力が入っていました。

 

4)起震車
  …震度7体験は、何より衝撃でした。

 

   前に震度5を体験していたので、ちょっと余裕で臨んだのですが、
   とんでもない!苦笑いも出ません。

   テーブルの下に潜ろうとしたところ、
   既に女の子がいて躊躇していたら、
   揺れでテーブルに頭がゴツゴツ当たり、
   余計に焦ってしまいました。

   起震車も、機会があれば体験しておくことをお勧めします。

5)消火器
  …最近の消火器は性能が良く、5~8m位は届くので、
   落ち着いて火元に向けて消火をします。

   一度レバーを握れば消火剤が出続けるので、
   火が弱まったら近づいて消火します。

   この時も「火事だ!」と大きな声を出すことが大事です。

最後に、これも非常時訓練の一つとして、
役員の方の作ってくださったとん汁や
非常食の混ぜご飯とお土産を頂き、
2時間の防災訓練は終了しました。

 

地域の防災訓練には参加しておくことをお勧めします。

 

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